今年はオリンピック開催の年ということもあり、デジタル家電がよく売れたそうです。このデジタル家電などの新商品の消費を大幅に伸ばしているのは40代以上の世代だとのこと。以外にもこの世代は新しいものへの好奇心が旺盛。
実はこの好奇心、「それはどんなものだろう・・・」という気持ちが心を老けさせない一番重要なポイントだそうです。
では反対に心を老けさせるものはというと「ムダ」「もったいない」「面倒」この三つが問題だとのこと。
ある実験の話があります。
まず高齢者を生活習慣によってAとBの二つのグループに分けます。
Aのグループは「地域社会に溶け込んで活動しているグループ」
Bのグループは「老人ホームの中に引きこもっているタイプの人たち」
このA、B各グループの老人たちの脳をCTスキャンで調査したところBの「老人ホームグループ」は脳の老化がいちじるしく、反対にAの「地域活動グループ」の脳は平均生理年齢よりもはるかに若い状態だったそうです。
この原因は、利害関係の対立など、やっかいな人間関係の面倒なことを、工夫や努力をして問題を解決していくというような行動や思考に脳の老化をふせぐ秘密があるのではないかとのこと。
やはり、脳を含め人間の機能は使わないとおとろえていくようですね。
また、ある年齢になれば誰でも若いときの好奇心が「なんらかの形」で退化していきます。この「なんらかの形」というのが「ムダ」「もったいない」「面倒」という考え方なのだそうです。
好奇心は努力をしてでも奮い起こす必要があるとのこと。
老けないこつは「好奇心」を持つこと。これがポイントです。