カゼはうがいで予防できるの!?

気象庁の予報では、昨年より平均気温が高くなりそうだということですが、これからはひと雨ごとに冷え込む日が増えてきそうですね。
こんな時期は体調をこわしやすいので、お気をつけください。

もしかして・・・もうカゼぎみではありませんか?

カゼの予防といえば、昔から「うがい」が効果的といわれています。

本当でしょうか?

実はあまり意味がないという話があります。

というのは、カゼの原因であるウイルスは、鼻から気管の入口にかけての「上気道」から体の中に侵入します。しかし、うがいで洗浄されるのは、口の中と上気道の一部だけです。ですから、うがいの予防効果はあまり期待できないようです。

うがいよりも効果的なのは、お茶や水を飲むことです。それは、うがいよりも体内の広い範囲が掃除されるためと「モノをゴックンと飲み込む」嚥下(えんげ)によって上気道の免疫力を強くする作用があるからです。

ですからうがいをするよりも、水などを30分おきくらいにひと口ずつ飲むほうが、簡単なカゼの予防になるようです。また、水は新陳代謝にはかかせませんから、日頃から水分をじゅうぶんにとる習慣をつけておくのがよいかもしれませんね。

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