11月14日は世界糖尿病デーだったそうです。
ご存知でしたか?
私は初めて知ったのですが、日本でも「ブルーライトアップ」というイベントがあったようです。見られた方も多いかもしれませんね。
ところで、世界では年間380万人以上もの人が、糖尿病による合併症などで亡くなっているとのこと…
これは、世界のどこかで10秒に1人が亡くなっている計算になるそうです。
驚きですね。 くわしくはこちら→ 世界糖尿病デー
たしかに糖尿病はテレビや雑誌でもよく取り上げられています。それだけ身近な病気だということですね。
糖尿病の原因は「食べすぎ、飲みすぎ、運動不足」とよくいわれますが、このような生活習慣が原因の2型糖尿病が日本では9割以上にもなるということです。ですから、生活習慣を改善することで、予防することもできます。
糖尿病の判断に「血糖値」がありますが、この血糖とは血液中のブドウ糖のこと。体は、食べたものをブドウ糖に変えて、すい臓から分泌されるインスリンの働きでエネルギーにしているので、もともと必要なものです。
しかし、インスリンの量が少なくなったり、効きが悪い、また過剰な食事をすると、エネルギー源のブドウ糖があまって利用されなくなり、血液中にあふれ尿にもまじるようになります。
これが、ブドウ糖の濃度が濃くなって起こる高血糖といわれる状態です。
このように重要な働きをするインスリンですが、これは夜の9時を過ぎると分泌されなくなるそうです。ですから、夜遅く食べる習慣がある方は注意が必要です。
仕事などで、どうしても食事が遅くなりがちな方は、できれば和食などで軽くすませ、寝る30分~1時間前に軽く体を動かして、血糖を消費するようにしましょう。
寝る前のごく軽い運動は、成長ホルモンもよく分泌されるので、疲れをとるためにもよいそうですよ。