新緑が目立ちはじめ、さわやかな季節になりましたね。
週末は、山や海へお出かけの方も多いのではないでしょうか。
なかには「虫が苦手なので、山はちょっと…」という方もいらっしゃるのでは?
蚊に刺されたり、ノミにかまれたときに赤くなりますが、あれはアレルギーの一種なのだそうです。蚊やノミていどなら、気にすることはありませんが、注意するのはハチです。
毎年、夏になるとスズメバチの被害が話題になりますね。集団で襲ってこられたら、たまったものではありません。
ハチの毒にはアレルギーがあるので、1匹のハチからでも過去に刺された経験があると、人によっては2度目には意識を失ったり、呼吸困難などのショック症状を起こし、危険な状態になることがあるそうです。
ちなみに、ハチに刺されたときに、残っているハリを手でつまんで取ると、ハリについている毒の袋を押し出すことになり、さらに毒液がからだに入ることもあります。なので、ハチに刺されたら、あわてずに爪ではじき飛ばすようにして取りましょう。
刺されたら、抗ヒスタミン軟膏をぬるのが効果的ですが、なければとりあえず水で冷やすことが肝心です。
また「昆虫アレルギー」は、原因となるものが虫のからだ自体なので、その死骸や羽の一部分でも症状が起こることがあります。
山に出かけるときは、もしものためにも虫よけスプレーや薬を忘れないようにしましょう!