8月に入り、厳しい暑さが続いていますが、夏バテしていませんか?
夏バテやむくみを解消するには、ツボ押しもひとつの方法です。 「足三里」「公孫」というツボは、胃の働きを高め食欲を回復するといわれます。 ■ツボを押すときの方法と注意点 まず深呼吸して、体と気持ちをリラックスさせます。 息を吸うと筋肉が硬くなります。このときに押すと、筋肉を傷めることがありますから、ゆっくりと息を吐きながら押すようにしましょう。 力を入れるときや、指をはなすときはゆっくり行うことがポイントです。 力を入れる長さは、1つのツボにつき1回に3~5秒くらいを5~10回くりかえします。全身で20分くらいが目安といわれています。 あまり長く押しすぎたり、押す回数が多すぎると逆に気血の流れが悪くなる場合もあります。刺激が足りないと思うときは、朝と夜にするなど、時間をあけるようにしましょう。 |
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■ 足三里のツボすねの外側の筋肉が始まるところで、ひざの皿の下端から指幅4本分下。 押したときに筋肉がややへこむ部分。 |
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■ 公孫のツボ足の親指のつけ根のでっぱった骨が終わる部分の下、土踏まずのカーブが始まる部分。 | |
予防医学学術刊行物「ほすぴ」104号参照 |