健康プチコラム

秋は気管支ぜんそくに注意しましょう

9月も中旬になり、過ごしやすい季節になってきました。

来週はシルバーウィーク。お天気になるといいですね。

行楽にはよいシーズンですが、花粉症などアレルギー体質の方は要注意です。

郊外には、ブタクサなどが開花している頃なので、その花粉の影響で、気管支ぜんそくを起こす方が多いそうです。

気管支ぜんそくとは、花粉やダニ、ほこりなどによって、気管支にアレルギー反応が起こり、気道が収縮することで起こる症状です。

重症の場合は、死亡するケースもあり、年間で約6,000人もの方が亡くなってるそうです!男女とも、乳幼児や15歳~29歳の若い人が増加しているのだとか…

原因となるアレルギー物質は、花粉以外にも、たばこの煙やペットの毛、ふけなどのハウスダストも考えられるそうなので、洗たくや掃除はこまめにし、室内の空気を清潔にすることを心がけましょう。

また、ストレスをためないように、休養や睡眠を十分とることも必要です。

専門医院で、自分のアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)を知ることも予防対策になりますので、疑いがある方は早めの診断がおすすめです。

「足がつる」そんなお悩みにはゴマを!

早朝の風はひんやりとして、秋の気配を感じるようになりました。

ウォーキングにはよい季節ですね。

私も2年ほど前から始めて、天気がいい日は2時間くらい歩くのですが、夏場はさすがに疲れます。

足に疲労がたまっているのか、最近朝方になると足がつることも。

経験されたことあると思いますが、辛いですよね~
からだが固まって、冷や汗が…

足がつる原因としては、マグネシウム不足とも聞きます。

マグネシウムが多い食べ物といえば「あさり・かき・はまぐり」などの貝類や「とうもろこし・とうふ・アーモンドなど豆類」

しかし、マグネシウムを含むものだけを食べるのではなく、カルシウムもいっしょにとることが必要とのこと。

おつまみにある、小魚とアーモンドなんかは、いい組み合わせですね。

また「すりゴマ」も毎日大さじ5杯くらいたっぷりとると、予防になるそうなので、お悩みの方はお試しください。

一時的に足がつるのは、疲労やからだの水分が不足しているときが多いのですが、ひんぱんに起こるようなら、肝臓や腎臓、甲状腺機能の低下など、内臓疾患が原因の場合もあるようなので、早めに診断してもらいましょう。

炭酸飲料の過剰はアレルギーのリスクが!?

8月も中旬を過ぎ、夏休みも残りわずかとなりました。

早く子供から解放されたいというお母さん方も多いかもしれませんね(笑)

ところで、夏休み中のお子さんの生活状況はいかがですか?

ジュースやおやつを飲み食いしながら、ゲームやテレビに明け暮れていませんか?

そのような運動不足と、だらしない生活を続けていると、副交感神経を過剰に刺激して、アレルギー体質の原因になることもあるそうです。

「ぜんそく」「アトピー」「花粉症」などのアレルギー疾患は、副交感神経が過剰に緊張することで、リンパ球が増加し、免疫の過剰反応によって起こるといわれます。

また、炭酸飲料を飲みすぎると、二酸化炭素の血中濃度が上がり、この二酸化炭素が副交感神経を刺激することで、アレルギー体質になるリスクがさらに増えることも。

アレルギーは、遺伝的なものや環境との関連も深いといわれますが、まずは身近な生活習慣を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。

胃腸薬は症状ごとに選んでいますか?

今週末から8月ですね、いよいよ夏も本番。

汗をかいた後に飲む、キンキンに冷えたジュースやビールは最高ですが、飲みすぎはお腹をこわす原因に。

もしかして、胃腸薬のお世話になっていませんか?

ひと口に胃腸薬といっても、目的に合わせて数種類あるそうです。

食欲増進や消化不良を改善する健胃薬、消化を助ける消化薬、胃酸の分泌をおさえる制酸薬などに分けられます。

一般的な総合胃腸薬には、これらの成分が少しずつ含まれているそうですが、症状がはっきりしているなら、目的にあったものを服用するのが効果的です。

胃酸が出すぎているのに、健胃薬を飲むと、さらに胃酸が出てしまい、逆効果になる場合もあるとのこと。

できれば胃腸薬を使うときには、薬剤師さんなどに相談して、症状にあったものを服用しましょう。

ちなみに、夏バテなどで疲れがたまって食欲がないときには健胃薬、食べすぎ飲みすぎなら消化薬、空腹時のムカムカや痛みには制酸薬を選ぶとよいそうですよ。

※予防医学学術刊行物「ほすぴ」参照

紫外線を浴びていますか?

この季節、紫外線対策にお悩みの方も多いのでは?

紫外線は、5月から8月がもっとも気をつける時期だといわれます。

紫外線と聞けば、「シミや肌荒れ」「老化」「皮膚がん」「目の疾患」など、マイナスイメージばかりが思い浮かびますが、とても大切な働きもしています。

それは「カルシウムの代謝」。

カルシウムは、骨を作るのに必要なものですが、だた食べればよいというものではありません。それが腸から吸収されて、血液まで取り込まれるためには、ビタミンDの働きが必要です。

このビタミンDも、活性型ビタミンDでなくては骨を作ることができず、サプリメントや食事から摂取したようなビタミンDは、不活性なビタミンDといわれ、これを活性させるためには、日光にあたること、紫外線が不可欠なのです。

特に育ち盛りのお子さんは、丈夫な骨を作るためにも外で太陽の光を浴びることが必要です。

サングラスや帽子で、UV対策をしていても効果はあるそうですから、女性の方も外出する機会を増やすようにしたいですね。

夏はおしっこの色に注意しましょう

7月に入り、博多は山笠気分が盛り上がっています。
山笠が終わると、いよいよ夏本番です。

夏は海やプールで泳いだり、山でキャンプなど楽しい行事が満載で、ワクワクする季節ですが、熱中症の予防もお忘れなく。

熱中症にならないためにまず気をつけることは、水分不足にならないことです。

一般的に成人の方だと、一日に必要な水分補給量は約2リットルだといわれます。
食事などで1リットルほどは取れるので、残りをこまめに補給する習慣をつけましょう。

特に夏場は、水分が消費されるのが早いので、のどが渇く前に水分をとることがポイントです。

からだの水分が不足していることを判断するのは「尿」。
おしっこの色を見ればあるていどわかるそうです。

普通尿の色はうすい透明感がある黄色をしていますが、からだの水分が不足してくると、だんだん色が濃くなってきます。

ですから、夏はトイレに行ったら尿のチェックを忘れずに。

もちろん熱中症は水分不足だけが原因ではなく、ミネラルの不足や睡眠不足などによる体調不良によっても起こりますから、食事や生活習慣にもじゅうぶん気をつけてください。