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体の疲れは代謝不良が原因かもしれません

今日からほとんどの学校は夏休みですね。

本格的な夏はこれからですが、連日の猛暑でバテぎみの方も多いのでは?

「疲れやすい」「体が冷える」「肩こりがひどい」などの症状はありませんか?

このような体調不良は、代謝が原因で起こる場合も多いようです。

代謝とは、食事で取り入れた栄養素を利用し、エネルギーに変えたり不要なものを速やかに排せつする体のシステムのこと。

なので、代謝がうまくいかないと、肥満やむくみ、肌荒れなどの美容面にも影響があらわれてきます。

基礎代謝という言葉を聞かれたことがあると思いますが、これは、呼吸や血液の循環、体温を一定に保つ、内臓を動かすなど、生命を維持するために関係しています。

次の項目が3つ以上あてはまる方は、基礎代謝力が落ちているかもしれません。

階段よりエスカレーターやエレベーターをよく使う

定期的に運動をしていない

肩こりや腰痛がある

平熱が36℃以下である

日頃あまり汗をかかない

冷え性だ(寒がり)

血色(顔色)が悪いといわれる

ちなみに、免疫力がもっとも向上する体温は37℃台で、がん細胞は35.5℃で活発に働くといわれます。

基礎代謝量のほとんどは、筋肉によって消費されるため、筋肉量を増やし栄養素を燃やす力をアップさせることが大切。

しかし、40代以降になると、毎年約1%の割合で筋肉が失われていくといわれ、特に下半身に衰えが目立つようになります。日頃から体を動かすことも重要ですが、中年以降は食べ過ぎにも注意しましょう。

また、この時期はエアコンによる、冷房病にも十分お気をつけください。

炭酸飲料の飲みすぎに注意しましょう!

お盆休みはいかがでしたでしょうか?

久しぶりの里帰りで、心身ともにリフレッシュされた方も多いかもしれませんね。

さて、8月も後半になり猛暑からは解放されましたが、まだまだ油断はできません。日中の熱中症対策をお忘れなく!

熱中症対策には水分補給や塩分摂取が重要ですが、炭酸飲料を飲みすぎてはいませんか?

のどが渇くと、あの「のどごし」が思い出され、ついつい手が伸びてしまいますね…

しかし、炭酸飲料を飲みすぎると二酸化炭素の血中濃度が上がることで副交感神経が刺激され、アレルギー体質になるリスクが増えることもあるようです。

また、怠惰な生活を続けることも副交感神経を刺激しアレルギー体質になる原因だといわれます。

夏休み中のお子さんの生活はいかがですか?そろそろ新学期に向けて、生活習慣を見直しましょう。

食べ過ぎは体も脳も悪くする!?

「腹八分が健康の秘訣」といわれますが、これは体の冷えとも関係があるそうです。

食べ過ぎると、血液は消化のために胃や腸に集中するため、脳や筋肉など他への供給量が減ります。

このことが、体全体の熱を低下させ、冷えの原因になるとのこと。

体の冷えがよくないのは、血の流れが悪くなることで、白血球の作用が弱くなり、免疫力が下がって細菌やウイルスに感染しやすくなることもひとつです。

低体温症はガンになりやすいともいわれますね。

ちなみに、小食が体によいのは、次のような実験にもあらわれているようです。

アメリカでの実験だそうですが、年老いたネズミに毎日エサを与えるより、1日おきや2日おきと、断食ぎみにさせたほうが、長生きをしたという結果に。

また、血液が脳におよぼす影響についても、同様の実験でみられたそうです。

「老齢のネズミの摂取カロリーを40%までおさえると、脳内のドーパミンが増え、学習能力が高まったことから、小食が老化による脳細胞の損傷を抑えたと考えられる」とのこと。

パーキンソン病は、脳の血流不足が原因で起こるともいわれているそうですから、食べ過ぎが悪影響をおよぼすかもしれません。

しかし、血のめぐりをよくするためには、食事に気をつけるだけでなく、日頃から軽い運動をして積極的に体をあたためる習慣をつけることも大切ですよ。