2005年 2月 の投稿一覧

最近、遊んでいますか?

まだまだ寒い日が続いていますが、あと1週間ほどで3月ですね。
春はもうすぐです。暖かくなると家族そろっての行楽や友人との趣味、スポーツで汗を流す方も多いのではないでしょうか?
休みの時くらいは、おおいに遊んでください。

日本人は勤勉?なので「仕事第一!」という方には遊びというと、なんだか不真面目な印象を受ける方もいらっしゃるかもしれません。
遊び人として認められているのは「遠山の金さん」くらいでしょうか?(笑)
しかし、遊びは人間が生きていくうえで非常に大切なことだそうです。
こんな話が紹介されています。

『アメリカのある報告によると、難病にかかったある男性患者は「もう病院にいても治らない。むしろ窮屈なだけだ」といって自宅に帰り、自宅で昔のコメディー映画を観ることを日課とした。ベッドに寝ころんでそれを見て大きな声で笑って、毎日を楽しく過ごしているうちに、その治らないはずの難病が治ったという。
この例が一般的であるとは、必ずしもいえないであろう。しかし、楽しむ、笑う、遊ぶということが、いかに健康に必要であるかということが、今後ますます科学的に解明されてくるものと考えられる。

私は大まかに、心の病といものと遊びはまったく逆の現象だと考えている。
つまり、よく遊べる人は心も健康であるということだ。
すべてが必ずしもそれにあてはまるわけではないとしても、一般的にいうならば、よく遊べる人はより健康で、より人生をエンジョイし、このエンジョイしていることが、いろいろな心のストレスを防いでくれるのは間違いないことだと思う。

心と身体が喜ぶということは、ストレスに対して強い状態を築いていることだ。
人生をエンジョイできるということは、種々のストレス、さまざまな病気に打ち克つ力を充分に備えていることだといえるだろう。その意味で病気というものを防ぐ点で非常に大きな位置を占めている。
それに遊びは、仕事や勉強についてまわる余計なもの、付録のものでなく、生きるうえに不可欠な、重要なものなのである。』

確かに、健康的に遊んでいる人は生き生きとしています。
私の知人にも海釣りが趣味で、自称名人がいますが、その人いわく
「自分は趣味のために仕事をしている。趣味を極めていくと時間もお金もかかる。そのお金を稼ぐためには、一生懸命に仕事をしないといけない。だから、休みの時以外は仕事に集中してるんだ。」
ここまで徹底している方は、まれだと思いますが・・・

また、当サイトで紹介している医学博士の柿添先生も「人間は楽しむことで自己免疫が働いて病気になっても回復力が増してくる」という話もされていました。よく言われる話ですが、人生は1度限りですからどうせなら楽しい人生をおくりたいですね!

こんな経験はありませんか?

ccbc5b68.jpgシンクロニシティって言葉を聞いたことがありますか?
先日紹介した本田健さんの本によると「偶然と呼ぶには、あまりにもできすぎた偶然」のことだそうです。

たとえば、いつも乗る電車に乗り遅れたら偶然10年ぶりに友人と出会って、パーティーにさそわれたら将来結婚する女性に出会った・・・
また、たまたま入ったレストランで、隣にすわった人との縁でビジネスが思わぬ成功をしたなど・・・

みなさんも、このような『できすぎた偶然』の経験はありませんか?

成功者の人生には、このシンクロニシティがたくさん起こっているんだそうです。ちよっとした偶然を生かすことで、よりよい人生に変っていく。おもしろいことに、シンクロニシティは意識するとベストなタイミングで出会うべき人と出会うようになるのだそうです。ただ、人によってそれを感じない(チャンスにできない)ことだけらしいです。思い起こせば、私にも似たような経験があります。
しかし、ほとんどチャンスにできてないかも(笑)

「シンクロニシティを呼び込むコツは、『本当に好きなことをやって生きる』ことです。頭でいろいろ考えずに、直感に従って行動することです。
好きなことだけをやるというのは、どうも日本人には無責任に感じてしまいます。そんなワガママは許されないと、自己規制してしまいがちです。
でも、『好きなこと』をやっていると、いろいろないいことがあります。
好きなことをやると、人は元気になります。少々のカゼでも、好きなことをやると
いっぺんで治るという人もいるくらいです。いろいろなアイディアが泉のように次から次へと出てくるし、魅力的な人になれます。」

もしかしたら、シンクロニシティは単なる偶然ではなく必然かもしれませんね。
ちょっとした気づきを大切にして「すてきな偶然」で人生を楽しみたいですね!

生活にメリハリをつけていますか?

2月3日は節分でしたね。節分とは、立春の前日。もともと季節の節目のことです。
旧暦では立春を1年の始まりとしていたので、節分は大晦日にあたるそうです。昔は、新しい1年を迎える大切な日だったのです。

しかし立春とはいえ、まだまだ寒い日が続いていますね・・・
気持ちだけでも、新たな始まりとしてけじめをつけるいい機会かもしれません。

さて、けじめといえば毎日の生活のメリハリも重要なことです。
なぜなら、人間の体には自律神経という神経があって、これがホルモンの分泌や体の調節機能をおこなっているからです。自律神経には交感神経と副交感神経があって、交感神経は集中力を高めたり心拍数を上げたりして危険な状態を察知し、外的などから身を守るのに必要な役目をしています。

また副交感神経は胃液や唾液の分泌を高めたり、血管を拡張して手足を温かくし、脈を落ち着かせ楽な気分にするような働きがあります。
この副交感神経は睡眠との大きな関係があるそうです。心配ごとや不安があると、なかなか寝つけないことがありますよね?これは、交感神経が優位になっているからだそうです。人間は疲れると眠くなるのが普通です。それは寝ている間に体を修復しようとしているからです。これがスムーズにいかなくなると、「体がだるい」とか「疲れやすい」といった不調の原因になるのです。

しかし、自律神経はやっかいなことに自分の意思ではなかなかコントロールできません。ですから、なるべく眠りにつく前にはいろいろなことを考えないようにする・・・
しかし、これがまた難しい!(笑)
いっそのこと、開き直って「今晩は眠らない!」というのも効果的だそうです。
注意することは、激しい運動をしたりお酒を飲みすぎないこと。
床に横なって目を閉じるだけでも、あるていど疲れはとれます。

大切なのは、日頃からメリハリをつけた生活を心がけること。
それによって、自律神経が正常に働くようになるのだそうです。
仕事中や学習時は集中する。食事や余暇の時は心をリラックスする。
このようにけじめをつけた生活をこころがけることが健康維持には必要です。

さて、今週末は3連休の方も多いのではないでしょうか?
1日だけでも、なにもかも忘れてのんびり過ごしてはいかがですか?