忘年会シーズンになりましたが、暴飲暴食をしていませんか?
「飲みすぎ食べすぎにはパン○ロン」というCMもありましたが、お世話になっている方も多いのではないでしょうか。
胃や腸は、からだのもとになる栄養を吸収するところですから、とても重要な部分です。便秘や腸内細菌のバランスがくずれて、腸内で有害な物質が発生して肌あれ、吹き出物が出やすいということをよく聞きますが、腸の健康はアレルギーにも関係しているのだそうです。
からだに何らかのアレルギー症状が出ているときには、腸の粘膜も過敏になっています。このような状態のときは、腸の粘膜にも炎症ができていたりして、皮膚や粘膜の働きに重要なビタミンなどの吸収ができにくくなり、アレルギー症状が治りにくい状態となっているのです。
このようなときは、刺激物や薬の乱用はさけて消化のいい食品をとることを心がけ、腸を元気にしてからでないとアレルギーの治療も効果が出にくいうえに、体力をさらに消耗してしまいます。
アレルギー症状を改善していくには、特に腸の状態に気をくばり、原因の解決も心身両面から行うことが重要です。
また、胃や腸は感情と密接な関係にあり、ストレスのダメージを受けやすいところです。緊張するとおなかが痛くなったり、旅行で便秘になるなど、病気ではないのにおなかの異常がおこる時は「過敏性腸症候群」の可能性があります。
次の症状が3つ以上当てはまる方は注意が必要です。
・下痢や便秘が何週間も続く
・下痢と便秘を交互にくりかえす
・おなかが張る
・排便後に腹痛が治まる
・排便後にも便がおなかに残った感じがする
・よく急に下痢をする
・便がうさぎのフンのようにコロコロと固い
・1日の排便の回数が増えた
・便秘が続くようになった
いかがでしたか?
思い当たる方は心の持ち方や、生活習慣を見直してみましょう。
たとえば、朝30分早く起きて朝食とトイレタイムをゆっくりとる。昼食や間食は消化のよいものをとる。残業などで夕食が遅くなりそうな時は、とりあえずパンなどで空腹を解消しておくなど、ちょっとしたことが症状をやわらげてくれます。
また、楽しく食事することも大切ですね。
最近のコメント