2007年 4月 の投稿一覧

プチ更年期とは?

一般的に、更年期障害は45歳~55歳くらいの間に起こるといわれています。

更年期障害は卵巣機能が低下することで起こる障害なので、卵巣機能が働いていれば医学的には更年期障害とはいえません。

しかし今は、それよりも若い世代で《 更年期障害のような症状 》に悩む女性が増えていてプチ更年期などと呼ばれています。

なぜこのような症状が起こるのかというと、女性ホルモンの指令中枢がある脳下垂体や視床下部は「ストレス、疲労、ダイエット、不規則な生活、喫煙、激しい運動」などの外部からの刺激を受けやすい繊細な場所のため、これらが原因で生理不順になると、ホルモンのバランスが乱れて更年期障害に似た「プチ更年期」の症状がでるといわれています。

「もしかしてプチ更年期かな」と思ったら血液検査をしてみるとよいそうです。異常がなければ、まずは食事や生活習慣を改善してみましょう。

しかし、くよくよ悩んだり同じような生活を続けていると、本当に卵巣機能が低下して「早期閉経」を引き起こすこともあるそうです。

ちなみに閉経により、卵巣ホルモンのエストロゲンの分泌が低下すると 「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」や血液中の中性脂肪やコレステロールなどが増えることによって「高脂血症」になりやすいといわれています。

更年期の症状に個人差がみられるのは、気持ちも関係しているといわれていますから、家のなかに閉じこもっているより、趣味などで気晴らしをしたり、適度に体を動かしてストレスを解消してこころをリフレッシュすることも必要のようです。。

疲れがたまっていませんか!?

いよいよ新年度になり、就職や入学の準備で忙しい日々を過ごされている方も多いのではないでしょうか?

あれこれと思いをめぐらせて、期待と不安で疲れがたまっていませんか?季節の変わりめは体調をくずしやすい時ですから注意が必要です。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)って聞かれたことがあると思います。

これは子供の頃にかかった「水ぼうそう」のウイルスが原因で起こると言われています。水ぼうそうのウイルスは治ったあとも、体に潜んでいて疲労などで、体の抵抗力が落ちると再発することがあります。

一度かかれば免疫ができますから、ほとんどの方は心配いりませんが、極端に抵抗力が弱ったときには注意してください。

帯状疱疹の予防策としては

●水ぶくれはやぶらない
●規則正しい生活をして、十分な栄養と休養をとる
●適度な運動をして、体力をつける

などがありますが、症状がでたらすぐに皮膚科で診断してもらいましょう。
帯状疱疹は、「疲れました・・・」という体のSOSですから、栄養と休養をとりまずは体を休めましょう。

特別な病気ではありませんが、治療が遅れたり高齢者の場合は、しつこく痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」になってしまうこともあるので、40代以降の方は特に早めの治療を心がけた方がよいですよ。