2009年 2月 の投稿一覧

むくみは心臓からのシグナル

むくみは血管から、血液の液体成分がしみ出し、まわりの組織の水分が増えてふくらんだ状態のことです。
長時間立ちっぱなしの状態が続き、足がむくんだ経験はあるのではないでしょうか?

そのような生理的原因でむくむことは、心配ありませんが、心臓の力が弱くなっているためにむくみがでるケースもあるそうです。

心臓の血液を送り出す「左心室」の力が弱くなると、血液が肺にとどこおりやすくなり、肺の細い血管から水分が肺の組織にしみだすことで、胸水や肺水腫とよばれる状態から、せきやたんなどの症状と、顔や手足がむくむという症状がでます。

「右心室」の血液を送りだす力が弱くなるときにも、最初に足がむくみ、しだいに全身へとむくみが進行するとのこと。

また、指でむくみの部分を押してみて、へこむものとへこまないことよっても、症状の違いがあるそうです。

指で押すとへこみ、しばらく元に戻らないときは心臓病、腎臓病、肝臓病、ホルモンの病気、がん。指で押してもへこまないときは甲状腺機能低下症などの疑いがあるそうです。

このように「むくみ」は心臓の調子が悪いときにあらわれることもあるそうなので、異常を感じたら早めの診察が肝心ですよ。

感情のバランスはとれていますか?

「病は気から」、よく言われることわざですね。

免疫学の権威として知られる、安保徹さんのお話によると、心の動きや感情は、ホルモンとのかかわりが深く、ホルモンのバランスがくずれることで、体への悪影響があらわれるとのこと。

怒りっぽい人が、高血圧や高血糖、心臓病などになりやすいという話は聞きますが、反対にいつも感情を抑えている人も、交感神経が緊張することで、同じように興奮系のホルモンの分泌が多くなるため、似たような病気になりやすいそうです。

職場での人間関係で悩むことが多い方や、家庭内で長く我慢を続けている奥様などは、注意が必要です。

また、感情をおさえ興奮や緊張が長く続くと肩こりになりやすく、この症状が原因で60歳を過ぎてから、パーキンソン病を発症する危険もあるとのこと。

ところで、最近「泣いたことはありますか?」

泣いたり笑ったりするというのは、緊張した交換神経を、副交感神経優位の状態にするために行う行為だそうで、これで感情のバランスをとっているのだそうです。

なので、悲しみがあったときに泣くことは、はずかしいことではなく、病気の予防をしているとも考えられます。

他にも、薬に頼らない生き方や、生活習慣で気をつけることなど、健康に関するアドバイスがたくさん載っていますから、興味がある方は読んでみてください。