2011年 5月 の投稿一覧

梅雨の季節は「カビ対策」をお忘れなく!

今年は全国的に、例年より梅雨入りが早いようです。ということは、うっとおしい日が長く続くということでしょうか?

日照時間が短くなると、気分も沈みがちになりますね…梅雨明けも早くなることを願っています。

さて、梅雨時期に気をつけることは、菌の増殖。食中毒はもちろん、カビにも気をつけましょう。

カビは、動物でも植物でもなく、菌類の一種です。
その種類は数万ともいわれ、そのうちの数10~数100が住まいにいます。

カビは、代表的なアレルゲンのひとつで、アレルギー疾患を引き起こす原因になるといわれます。

さらに、同じくアレルゲンのひとつであるダニを増殖させることも。ダニは、カビが大好物。

■ カビはどうやって繁殖していくのか?

カビは、肉眼では確認できないほど小さな「胞子(ほうし)」から成長していきます。
胞子のサイズは、1000分の数ミリ~百数十ミリ程度で、形は球状や棒状などさまざまです。

小さなカビ胞子は、空気中をフワフワとただよっていて、その数は、空気1立方メートルあたり数個~数千個にも。

空気中のカビ胞子は、やがて、いろいろなものに付着し、そこに水分や栄養分があり、さらに5~35℃程度の温度に恵まれれば、糸のような「菌糸」を伸ばし始めます。

やがて、十分に伸びて成熟した菌糸は、新たなカビ胞子を作り出し、そのカビ胞子は、空気の流れなどによって、簡単に空気中にまき散らされます。こうしたサイクルを繰り返し、どんどん広がっていくのです。

特に、梅雨の高温多湿は、カビにとってベストな環境で、いっきに広がりやすくなります。

よく見かける、黒っぽいカビと確認できるころには、1平方センチメートルで数億~数十億個ものカビ胞子が存在しているのです。

■ カビ予防のポイントは?

「掃除と乾燥」が効果的。カビの栄養分になるものは、私たちの体から出る皮脂・垢・フケ。また、食べかすや洗剤成分など。

掃除は、次の3つのステップを基本として行いましょう。

1.洗剤を使って洗う(または拭く)
2.水を使って洗い流す(または拭き取る)
3.乾燥後に、消毒用エタノールを吹き付ける

なお、ホコリが1gあれば、そこには10万~100万個程度のカビが存在しているので、ホコリはこまめに取りのぞくことが肝心です。

また、余分な水分をいつまでも残さず、乾燥した状態をできる限り長く確保するためには、日頃から乾いた雑巾で「ひと拭き」する習慣をつけましょう。

老化防止に楽器を始めませんか?

楽器の演奏が老化を食い止める効果があることが、 ある研究でわかったそうです。

以下、記事より抜粋。

「特に9歳以前から楽器のレッスンを続けていた人と、生涯にわたって長く 同じ楽器を演奏し続けていた人にその傾向が強かったようです。

音楽と若さの関係については以下から。

Forever young? Why being a musician can slow effects of ageing | Mail Online

研究者によると、45~65歳で楽器を演奏している人たちは、同年代の そうでない人たちよりも記憶力と、雑音の中でスピーチを聞き分ける能力が 高かったということです。
これ以前に行われた学生を対象にした実験では、 音楽の指導を受けた生徒は勉強がよくできる傾向があったという結果が でていたとのことで、音楽がよい影響を与えるのは若者だけではなかったということが証明されたようです。

特に雑音下でスピーチを聞き分ける能力は、同じくらいの年格好の人でも 著しく個人差が出るとのこと。その理由として、高齢になると社会的に 孤立してしまいがちであることや、気分の落ち込みが関連しているのではないかとも言われています。

その理由をさらに詳しく突き止めるため、アメリカ・イリノイ州にある ノースウエスタン大学の聴覚神経科学研究所は、音楽を趣味とする18人のグループと、 そうでないグループ19人を対象に比較実験を行いました。被験者の年代は45~65歳でした。
すると、楽器を9歳より以前に始めた人や、1つの楽器を生涯を通じて演奏し続けている人は、楽器に触れていない人よりもずっと優れた聴覚・視覚能力を発揮したそうです。」

体の機能は使わないと衰えていくといわれます。楽器の演奏は、聴覚だけでなく指先を使うので、脳の刺激にもよいかもしれません。

社会人を対象にした「大人の音楽レッスン」もありますし、仕事の都合で教室に通えない方には、インターネットを利用したオンライン講座もあるようです。

実は私も2年ほど前から、学生時代にやっていたエレキギターを、夜ちょこちょこ弾いてます。弾くというより、さわるというくらいのレベルですが…

若いとき楽器をされていた方は、再開されてはいかがでしょう。楽しみながら痴呆の予防もできそうですよ。