「医療費控除」はこんなものも申告できます!

2月4日は立春。暦のうえでは春なのですが、猛烈な寒さが続いてますね…来週あたり、また寒波が来るとの予報も。

まだまだ、春の陽気はお預けのようです。

さて、春といえば確定申告の季節。医療費なども税金還付の対象です。

医療費控除」とは、年間に支払った医療費のうち、10万円を超える部分を、課税所得から差し引く制度。

所得200万円未満の方は、所得金額の5%を超えた金額が対象です。控除額の上限は200万円。

これは生計を同じにしている、家族や親族の医療費が対象で、自宅を離れて、仕送り生活をしている大学生のお子さんなども一緒に申告できます。

夫婦共働きで二人以上に収入があるときは、一番所得が多い人が家族分をまとめて申告したほうがよいようです。

申告できるのは、治療目的で支払った費用ですが、薬局などで購入した市販のカゼ薬や、針灸師の施術検査費用なども可能です。

また、通院に公共交通機関を使えばそれも含めることができます。

ただし、領収証が必ず必要なので、病院の領収証の裏に、かかった交通費を記入しておくとよいそうです。

ちなみに、控除の対象、対象外は次のようなもの。

■ 控除の対象になるもの

・診療のための通院費(公共の交通機関)

・入院時の部屋代や食事代

・医師の送迎費用

・医療用器具の購入費用

・カゼ薬などの一般的な医療品の購入費用

■ 対象にならないもの

・整形手術などの美容目的の費用

・健康診断の費用

・自家用車で通院したときのガソリン代や駐車料金

・治療に直接必要がない近視や遠視のメガネや補聴器などの費用

また、疲労回復などのビタミン剤なども対象にならないようですので、疲れたら、無理をしないで休息や栄養を取りましょう。

ハーブにはインフルエンザ予防の効果が!

空気が異常に乾燥している影響で、インフルエンザが流行しているようです。
特に受験生のみなさんは、体調管理に十分気をつけてくださいね。

ところで、インフルエンザやカゼの予防にハーブやアロマがよいというのはご存知でしょうか?

リラックス効果はよく知られていますから、ご利用の方も多いと思います。

ハーブにはたくさんの種類がありますが、その中には抗菌作用や免疫力を高めるものもあり、マウスを使った実験結果も報告されているそうです。

次の表をご参考にしてください。

名称 使用形状 精油の香り 主な効能
エキナセア ハーブ 抗菌、抗ウイルス、免疫力アップ
エルダーフラワー ハーブ 発汗、利尿、抗アレルギー
ジンジャー 精油、ハーブ スパイシー系 消炎、血行促進、発汗
ティートリー 主に精油 ウッディー系 抗菌、抗ウイルス
ペパーミント 精油、ハーブ ハーブ系 発汗、消炎
ユーカリ 精油、ハーブ ウッディー系 抗菌、抗ウイルス
ラベンダー 精油、ハーブ フローラル系 抗菌、安眠、沈静
レモングラス 精油、ハーブ 柑橘系 抗菌、消化促進
ローズヒップ ハーブ ビタミンC補給、免疫力アップ

■使用方法

【ハーブティーの場合】

ハーブの有効成分は水に溶けるため、飲んだ後時間が経てば尿として排出されます。
そのため一度に大量に飲むのではなく、数時間ごとに飲むのが効果的。

● 作り方
1)温めたポットにドライハーブをティースプーン1~2杯(約2~3g)入れる。
2)熱湯(200g)を注ぎ、ふたをして3分ほど置く。
3)温めたティーカップに茶漉しでこしながら注ぐ。

【アロマの場合】

● 蒸気吸入法
1)洗面器・マグカップ等に熱湯をはる。
2)1~3滴の精油(エッセンシャルオイル)をたらす。
3)蒸気に顔をあて吸入する。

インフルエンザ予防には、ティートリー、ユーカリなどがおすすめ。
もちろん、手洗いやうがいなど基本的な予防もお忘れなく。

「Smart Life Project」で健康寿命をのばしましょう!

明けましておめでとうございます。

全国的に厳しい寒さが続いているようですが、いかがお過ごしですか?

昨年は想定外の出来事が多かったですね…まだまだ、心身ともにお疲れの方も多いと思います。

健康な体と心は生活の基本。少しずつでも回復されるように願っております。

さて、昨年厚生労働省が「健康寿命」をのばすことを目的にしたSmart Life Project (スマートライフプロジェクト)を開始したことをご存じでしょうか?

Smart Life Projectとは、この趣旨に賛同する企業または、団体の社員や職員に、健康意識向上につながる活動を行ってもらい、多くの方々の健康づくりの意識を高め、生活習慣の改善、健康寿命をのばすことを目的とした取り組みです。

くわしくはこちらのサイトへ

Smart Life Project

ちなみに、健康寿命とは、日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間とのこと。

簡単に言えば、「健康な状態で長生きしましょう」ということでしょうか。

Smart Life Projectは、生活習慣病予防が目的ですので、キーワードは「運動」「食生活」「喫煙」の3つ。

【 運動 】

毎日10分の運動を習慣にしましょう。
たとえば、通勤のときに苦しくならない程度の早歩き。
エレベーターを控えて、階段を使うのもよいかもしれません。

【 食生活 】

1日プラス100gの野菜を目安にする。
野菜不足の改善と、朝食をしっかり食べる習慣をつけましょう。

【 禁煙 】

タバコの害はいろいろ言われていますが、本人だけでなく、まわりの人の迷惑にも。
また、肌の老化防止にも禁煙はおすすめです。

以上がポイントですが、喫煙者以外の方は、気持ちしだいで、無理なくできそうな内容ですね。2012年は、「健康寿命」を心がけていきましょう。

低体温症に気をつけましょう

先月までは、全国的にポカポカ陽気の日も多かったようですが、クリスマスが近づくにしたがって、寒さが厳しくなってきました。

個人的に、寒いのは苦手なんですが、気温が下がらないとクリスマスや年末は盛り上がりませんね(笑

さて、この季節は「冷え性でつらい…」という声をよく聞きます。

女性の方に多いようですが、冷え性は手足など体の一部が慢性的に冷えている状態で、自覚できます。

いっぽう似たような表現で低体温というのを聞かれたことがあると思います。

低体温とは平熱が35度台、またはそれ以下で、体全体が冷えて体温調節が
働かなくなる状態です。冷え性と違い、自覚していない人がほとんどです。

低体温は、体にさまざまな悪影響を与えます。

人の体温は、36~37度の状態が体内の酵素が最も活性化され、細胞の新陳代謝も活発におこなわれ、免疫力が高い状態だといわれます。

なので、カゼやウイルスなどに対する抵抗力もありますが、低体温の場合は、免疫力が落ちているため、感染症にかかりやすくなったり、代謝不良による肥満がおこりやすくなるのです。

体温が1度下がるだけで、免疫力は30%以上、基礎代謝は10%以上低下するといわれます。

肩こり、頭痛、腰痛、生理痛、不眠などの症状も低体温が原因であらわれる場合が多いとのこと。

低体温の原因は、普段の食生活や生活習慣にあると考えられます。

次のような生活をしていませんか?

・朝食を抜いたり、過剰なダイエットなど乱れた食習慣をしている
・冷たい物や甘い物をよく食べる
・冷暖房完備の生活で、汗をあまりかかない
・浴槽につからず、シャワーだけの入浴をしている
・運動不足で筋力が低下している
・過度のストレスを感じることがよくある
・夜型の生活をしている

複数思い当たる方は、低体温症に気をつけた方がよさそうです。改善方法は、下記をご参考ください。

朝食をしっかり食べる
朝食を抜くと午前中の体温が上がりにくくなり、学習や労働意欲の低下、疲労の度合いが強くなります。

体を温める物を食べる
唐辛子や山椒、生姜、カモミールやサフランなどのハーブなど、体を温める食材や温かい鍋・汁料理を食べるようにしましょう。

積極的に運動を行う
筋肉を鍛えることで基礎代謝が高くなり、体温も上がりやすくなります。

ストレスとうまく付き合う
ストレスは体温を調節する自律神経に影響します。

お風呂にゆっくり浸かる
入浴には、一日の疲れをとり、自律神経を整える働きがあります。ぬるめのお湯にゆっくり浸かるようにしましょう。

タバコを控える
タバコは血管を収縮させ、体を冷やす原因になります。

寒さはこれからが本番!生活習慣を見直して冬をのりきりましょう。

脳の老化を防ぐポイントは行動すること!

11月も下旬になり、街中にはクリスマスのイルミネーションが目立つようになってきました。

お歳暮や年賀状の案内も届き始めましたが、気温の高い日が続いているせいか、まだまだ年末という気分ではありませんね。

しかし、毎年12月はアッという間!そろそろ考えておかないと…

ところで、「親せきや知人の名前や電話番号がなかなか思い出せない…」そんなことはありませんか?

このようなときによくいわれるのが、脳の老化現象

脳は50歳くらいから老化が始まるそうですが、努力しだいでは老化を防ぐことはもちろん、成長をさせることもできるそうです。

趣味や人と会話することなどが、脳の活性化にはよいといわれますね。

しかし、趣味を始めるといっても特に興味があるものがない。また、人と会うのが苦手という方も多いのではないでしょうか?

そんな方におすすめするのは、まず「歩く」「走る」こと

そのワケは、脳にはそれぞれの機能によって使う場所が違い、運動系や思考系、視覚系、聴覚系、記憶系など機能ごとに120ほどに区分されています。その中の運動系と思考系が非常に近いところにあり、体を動かすことが思考の始まりと考えられるためだとか。

また、皮膚感覚も思考系の近くにあるため、汗をかいたり、シャワーを浴びるなどの皮膚に刺激を与えることもよいそうです。

脳を活性化する手始めとして、ウォーキングやランニングを始めてみませんか?

こんな頭痛には気をつけましょう

globeのkeikoさんが、くも膜下出血で入院されたそうですね。

幸い命に別条はなかったようですが、話によると倒れる前にバットで
殴られたような激しい頭痛があったとか…

「突然バットで殴られたような痛み」は、くも膜下出血の特徴です。

頭痛の症状はいろいろありますが、「突然の頭痛」「繰り返し起こる頭痛」
「長く続く頭痛」
は要注意。次のような症状の疑いがあります。

危険な状態ですので、早急な処置を。

■ 強い頭痛と吐き気や高熱、意識の低下がある場合は「髄膜炎」「脳炎」
■ 頭痛が何日も続き、しだいにひどくなる場合は「脳腫瘍」「慢性硬膜下血腫」

ちなみに、肩コリやストレスが原因で起こる頭痛は、「緊張性頭痛」といわれ、
首や肩をもむなどして血流をよくすれば痛みがやわらぎます。
これは一時的なものなので心配はないようです。