からだの毒素を出してますか?

最近「デトックス」という言葉をよく耳にしますね。ご存知の方も多いと思いますが、解毒という意味です。

雑誌のオレンジページでも「デトックス風呂」として紹介されました。

水や食べ物など、ふだん私たちが口にしているものには、じつは有害ミネラルや環境ホルモンなどの【 毒素 】が含まれています。
この毒素は、知らず知らずのうちに体内に蓄積されて悪さをし、頭痛や肩こり、肌荒れや慢性疲労などの不調をまねく要因に。毒素は、排便や呼吸によって日々排出(デトックス)されていますが、汗によっても排出することが可能。つまり、効果的に汗をかけるお風呂は、デトックスの絶好の機会というわけです。

たしかに、今は食生活が豊かになり、いろんな輸入食品やインスタント食品を口にする機会が増えましたね。知らないうちに有害物質が蓄積されているのかもしれません・・・

デトックスサプリメントなどもたくさん販売されていますが、まずは気楽に入浴から「デトックス」を始められてはいかがでしょうか?

予防法はコップ1杯の水

先日、脳梗塞や心筋梗塞の原因である血栓は、「できやすい性格がある」というお話をしました。しかし、性格をすぐに変えるのは非常にむずかしい!

「よし!明日からおだやかな性格に変わろ~っと」

なんて人はまずいません。そんな素直な方なら初めから《 短期で怒りやすい 》性格ではないはずです(笑)

でも、ちょっとした予防なら誰でもできます。今回は、そんなプチ予防法をご紹介します。
血栓は、朝起きてから2時間以内が最もできやすいそうです。このため脳梗塞や心筋梗塞は午前中が起こりやすいのです。
なぜかというと、人間は寝ている間は水分補給ができません。しかし、寝ている間も汗をかいたり尿も作られます。その結果、水分がどんどん失われて、朝起きたときには体が水分不足になっているのです。もちろん、血液中の水分も少なくなり、粘り気を増して血栓ができやすくなっています。

■予防のポイント

寝る1時間前と起床直後にコップ1杯の水を飲むこと。

朝と夜のコップ1杯の水が血栓の予防になるそうです。気をつけることは寝る1時間前に飲むこと。それは、寝る直前に水を飲むと睡眠中にトイレに行きたくなるからだそうです。

いかがですか?これなら今日からできそうですね。

胃潰瘍の原因は菌?

忘年会やクリスマスなど、お酒を飲む機会が増える季節ですね。お酒は「百薬の長」ともいわれ、血行促進やストレス解消にもなるので適量ならよいのですが、飲みすぎは禁物です。

「飲みすぎで、最近胃痛が・・・」
ということはありませんか?

こんな症状は急性胃潰瘍の場合が多いようです。また、過度のストレスで自律神経のバランスがくずれて胃潰瘍になるケースもあります。

しかし、胃潰瘍の多くは「ピロリ菌」が原因だといわれています。
患者さんの80%からピロリ菌がみつかっていることからも、それは間違いないようです。驚くことに、ピロリ菌に感染している人の胃ガンになる確率は感染していない人の2倍!という研究結果もあるそうです。

昔は胃潰瘍の治療は手術でとりのぞく方法だったのが、今はピロリ菌を除去する薬もあるそうですので、手術の必要も少なくなりました。

ちなみに、ピロリ菌の感染率は年齢が高いほど多いとのこと。昔は井戸水を飲む機会が多かったので、それが原因ではないかといわれています。50歳以上の感染率は約80%以上という話もあります。

ピロリ菌は、病院で血液検査をすればすぐにわかるそうですので、機会があれば検査してみるのもよいかもしれませんね。

実は、私の自宅は井戸水!

飲み水には使っていませんが、近いうちに検査してみようと思っています。

カゼやインフルエンザ予防にお茶が効く?

師走に入り、ほんとに冷え込む日が多くなりましたね。
「カゼぎみで体調がいまいち・・・」という方も多いかもしれません。

カゼやインフルエンザのように、菌やウイルスが原因の予防には、うがいや手洗いが基本です。こまめにすることによって、感染率はかなり下がります。

おすすめはお茶で「うがい」をすることです。

緑茶の成分には抗菌作用がありますから、水でうがいをするよりも効果があがるそうです。こういうと、「お茶の成分のカテキンがウイルスを殺す」と思われるかもしれませんが、実は反対でカテキンはインフルエンザウイルスと相性がいいといわれています。

じゃあ、なんでお茶がいいの?

インフルエンザの感染はウイルスの表面にある突起が、のどや鼻の粘膜の細胞と結合することによっておきます。緑茶でうがいをすると、カテキンが「先客」としてウイルスの突起と結合してしまうため、のどや鼻の粘膜と結合できなくなるためなのです。

ウイルスが身体に入っても、細胞と結合できなければ感染力は弱まります。ですから、緑茶でうがいをすることは思った以上に効果があるようです。

紅茶にもカテキンが多く含まれているので、同じような効果が期待できますが、ミルクティーにすると牛乳のたんぱく質がカテキンとインフルエンザウイルスの結合をじゃまするので、予防の効果は下がります。

本格的な冬にそなえて、今日からお茶の「うがい」を始められてはいかがですか?

冬は特に気をつけて!

この時期は脳卒中や心臓に持病がある方は要注意です!

実は脳卒中や心臓病になりやすい方は、ある共通した性格であることが長年の研究でわかってきたそうです。

その性格とは?

攻撃的・野心的である

競争心が強い

短期で怒りやすい

ストレスがたまりやすい

思い当たることはありませんか。

このような興奮しやすい方は、自律神経の交感神経を緊張させることが多く、血管が収縮しやすいからだそうです。その結果、血圧が上がって、動脈硬化も起こりやすくなるのです。

また、アドレナリンなどのホルモンが増えてきて、血液を固まらせる血小板を刺激するので、血液がネバついて血栓ができやすくなる・・・

こわいですね~

「怒り」というのは自分の体だけでなくまわりの方にも悪影響を与えているんです!!

なるべく、怒らないように気をつけることも健康維持には必要みたいですよ。

可能性が眠っていませんか?

村上和雄さん。筑波大学名誉教授で遺伝子研究に取り組み、ノーベル賞の有力候補と注目される方です。一般的に科学者は論理的で堅物なイメージがありますが、村上さんの本にはそんなイメージを払拭するようなことが書かれています。
人間には60兆個もの細胞があり、その中の核にはDNA(染色体)があります。このDNAには遺伝子情報が組み込まれています。
遺伝というと運命的に決められたものという感じがしますが、実は遺伝子は休みなく活動しているということが研究によってわかったそうです。しかも、遺伝子情報を常時使っているのは3%~10%程度しかなく、残りの90%以上は何をしているのかわからないそうです。

「私たちがもっている遺伝子は、けっして固定されたものでなく、条件しだいで働きが変わる、変わる要素をもっているということです。『火事場のバカ力』という言葉があるように、人間は極限的な状況に遭遇したときなど、ふだんでは考えられないような能力を発揮することがあります。これなどは、私たちの内部で眠っていた能力が目覚めた瞬間の非常にわかりやすい例でしょう。」

このことから、眠っているプラスの遺伝子情報をONにすることができれば、
90%以上もの無限の力によって「こうであればいいのに」とか「こうあってほしい」と考えることはほんとんど可能になるのではないかということです。

また、病気に関しても次のように言われています。

「『病は気から』という言葉があります。気持ちのもちようで病気を予防したり、健康を損ねたりするという意味ですが、これはけっして『気のせい』という意味ではなく私はこのことにも遺伝子が関係していると考えています。
なんらかの方法で、休眠している免疫性を高めるための遺伝子のスイッチをONにすることができれば、病気を予防したり、病気にかかっても、そこから早く回復することができるわけです。心とか気持ちなど、精神活動の遺伝子に与える影響についての正確なメカニズムまでは解明されていませんが、そういうことを示す状況証拠、臨床データは、かなり以前から多数報告されています。」
科学者の話ですから信憑性がありますね。

ではプラス遺伝子をONにするためのポイントはというと・・・

●それがプラスかマイナスかなど考えるひまを自分に与えず
ともかくやってみること。

●できるかできないかは別にして、とにかく始めてみる。
そして、始めたらやり続ける。

●途中でつまったらやりなおす、目の前のことだけに集中する。

すると意外に道が開けてくるとのこと。
もうひとつ、プラス遺伝子をONにする大切な方法は「感謝」することだそうです。

「毎日毎日、無事で生きていることだけでも、たいへんありがたいことなのです。
こうした感謝の気持ちを抱けば、プラスの遺伝子のスイッチが入って、人生もおのずとプラスに転じてくるでしょう。」
以前「水の真力」でも紹介しましたが、感謝するというのは必要なことなんですね。