春は自律神経の不調にご用心

身体の不調

先日現役引退を表明したソフトバンクの川崎選手。

原因のひとつは自律神経の病といわれています。プロ野球選手として、国内外で活躍しこれからというときの引退。
ファンならずとも驚かれた方も多いでしょう。

肉体的な故障もありましたが、精神的なストレスも相当なものだったのでは…

ちなみに自律神経の不調は、この時期の気温の寒暖差などが原因となることも。

また、春は就職や転勤、進学など生活環境の変化でストレスもたまりやすく、心身の大きな負担が要因で、自律神経のバランスを崩し「だるさや疲れ、めまいなど」を引き起こします。

■ 自律神経とは?

自律神経は、心臓の動き、血圧調整、食べ物の消化、体温調整など生命を維持する上で重要な身体の機能をコントロールしています。

緊張した時や活発に活動している時には交感神経が、またリラックスした時には副交感神経が優位に働きます。健康で快適に過ごすことができるのは、この交感神経と副交感神経がバランスよく働いているためです。

花粉症などアレルギー体質の方は、そのストレスから自律神経が乱れやすくなることも。

自律神経の乱れによる症状は次のようなこと。

● 身体のだるさ、眠気
● 食欲不振
● イライラする
● 便秘や下痢
● 動悸、息苦しさ
● めまい
● 頭痛など

■ 自律神経の乱れを予防するポイント

ストレスを感じることが多い現代社会は、交感神経が過剰に働いている場合が多いので、心を鎮める副交感神経が優位に働くように、次のようなリラックスできる方法をとることがおすすめ。

● 毎日決まった時間に起床、就寝するなど生活リズムを整える
● 自律神経の働きを整える作用のあるビタミン、カルシウム、ミネラルを中心に、栄養バランスのよい食事をしっかりとる
● 好みの音楽を聴いたり、アロマを使用したりしてリラックスする時間を作る
● 寒暖差対策としてカーディガンやストールなど体温調節できるものを常備する
● ストレッチやウォーキングなど負担にならない程度に体を動かす習慣をつける
● ぬるめの湯でゆっくり入浴する
● 睡眠時間をしっかりとる
● 内臓に負担をかけないような胃腸に優しい食事をとるように心掛ける

リラックスする時間

桜の花びらも散り、これからは新緑の季節。天気がよい日には森林浴でリラックスするのもよいのではないでしょうか。

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