生活にメリハリをつけていますか?

2月3日は節分でしたね。節分とは、立春の前日。もともと季節の節目のことです。
旧暦では立春を1年の始まりとしていたので、節分は大晦日にあたるそうです。昔は、新しい1年を迎える大切な日だったのです。

しかし立春とはいえ、まだまだ寒い日が続いていますね・・・
気持ちだけでも、新たな始まりとしてけじめをつけるいい機会かもしれません。

さて、けじめといえば毎日の生活のメリハリも重要なことです。
なぜなら、人間の体には自律神経という神経があって、これがホルモンの分泌や体の調節機能をおこなっているからです。自律神経には交感神経と副交感神経があって、交感神経は集中力を高めたり心拍数を上げたりして危険な状態を察知し、外的などから身を守るのに必要な役目をしています。

また副交感神経は胃液や唾液の分泌を高めたり、血管を拡張して手足を温かくし、脈を落ち着かせ楽な気分にするような働きがあります。
この副交感神経は睡眠との大きな関係があるそうです。心配ごとや不安があると、なかなか寝つけないことがありますよね?これは、交感神経が優位になっているからだそうです。人間は疲れると眠くなるのが普通です。それは寝ている間に体を修復しようとしているからです。これがスムーズにいかなくなると、「体がだるい」とか「疲れやすい」といった不調の原因になるのです。

しかし、自律神経はやっかいなことに自分の意思ではなかなかコントロールできません。ですから、なるべく眠りにつく前にはいろいろなことを考えないようにする・・・
しかし、これがまた難しい!(笑)
いっそのこと、開き直って「今晩は眠らない!」というのも効果的だそうです。
注意することは、激しい運動をしたりお酒を飲みすぎないこと。
床に横なって目を閉じるだけでも、あるていど疲れはとれます。

大切なのは、日頃からメリハリをつけた生活を心がけること。
それによって、自律神経が正常に働くようになるのだそうです。
仕事中や学習時は集中する。食事や余暇の時は心をリラックスする。
このようにけじめをつけた生活をこころがけることが健康維持には必要です。

さて、今週末は3連休の方も多いのではないでしょうか?
1日だけでも、なにもかも忘れてのんびり過ごしてはいかがですか?

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