体温が1度下がると・・・

全国的に梅雨に入り、ジメジメした日が続いていますね。
会社や家庭でもエアコンが活躍する時期となりました。
とっても快適なエアコンですが、冷えすぎてはいませんか?

室温の冷えすぎは低体温の原因になるといわれています。
冷え症は女性の方に多い症状ですが、最近は男性や子供にも増えてきているんだそうです。

年齢や性別、体質の違いで個人差はありますが、健康な方の平均体温は36~37度です。ですから低体温とは一般的に35.5度ちかくの状態です。
「たった1度くらい」だと思ってはいませんか?この差がとても怖いのです。

低体温によってどんなことが起こるかというと・・・

■免疫力が低下する

からだは熱を発生させることで、外からの細菌の侵入を防いだり、体内の細菌のバランスをとっています。しかし、体温が低下すると免疫機能に関係するリンパ球が活性化されずに細菌と戦えなくなり、カゼや感染症にかかりやすくなったり、アレルギーになるといわれいます。

■ガン細胞が発生しやくすくなる

ガン細胞が好む体温は35度だといわれています。ガン細胞は、健康な人でも毎日3000~6000個も作られているそうですが、低体温が続くことによって免疫細胞の力が弱くなり、ガン細胞を退治することができにくくなるために、ガンを発症するケースが多くなるそうです。

■基礎代謝が低下する

細胞が代謝する最適な体温は37度前後ですが、代謝が低下することで、脂肪が燃焼しにくく太りやすい体質になります。
また、作り出すエネルギーが少なくなるために消化能力も落ちて、胃の調子が悪くなったり、肌荒れや便秘などの症状が出てきて、活動的な生活をすることがむずかしくなります。

■体内酵素の活性が低下する

体温が低いと酵素がうまく働くことができずに、栄養が十分に吸収されないため、エネルギーを作り出すことができなくなります。
これが原因で、からだが疲れやすくなったり、神経やホルモン系のバランスがくずれるために、免疫や自己治癒力が弱まるなどの生命維持活動じたいに支障がでてきます。

■不妊症になりやすくなる

体温が低い状態では、卵巣の機能が低下して卵を育てるための子宮の環境が整わないので、不妊や流産の原因になります。

冷暖房が整った環境は快適ですが、できるだけ「からだの冷え」には気をつけましょう!また「低体温」の原因は、不規則な食生活や運動不足、過剰なダイエットも原因になるそうですよ。思い当たる方はいませんか。

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