「冷え」といえば女性によくみられる症状ですが、最近は冷房のききすぎや、食生活のみだれから、男性や子供にも冷え性が増えているそうです。
なぜ冷えがよくないかというと、体温が低下することで代謝が悪くなり、血液の循環にも悪影響がでるからです。
その結果、肩こりや頭痛、めまいや動悸といった症状があらわれ、これを放置していると、心筋梗塞や脳梗塞、ガンといった重病に進行することも…
自覚している方は、いろいろな対策をしていると思いますが、なかには気がつかないかくれ冷え性の方もいるようです。
たとえば、運動もしていないのに、食事をしただけでたくさんの汗をかく方は、冷えの原因になるからだの余分な水分を排出して、からだを温めようとしている状態だそうです。むくみや手足がほてる方も冷え性の疑いがあるとのこと。
からだが冷えているサインとしては次のようなことです。
・目の下にクマがある
・鼻の頭が赤い、または赤ら顔である
・唇が紫っぽい色をしている
・手のひらが赤い
・青あざができやすい
・生理不順や不正出血がある
・痔による出血がある など
また、おなかをさわって冷えているのは、全身が冷えているサインだそうで、とりあえず簡単にからだを温める方法としては「腹巻」がおすすめです。
オシャレな腹巻もあるそうですから、ぜひおためしください。
おなか以外にも、マフラーで肩、スパッツやタイツで下半身を冷やさないことも効率よく温める秘訣だそうです。男性なら、靴下を厚めにしたり2枚重ねにして、冷え対策をするとよいかもしれません。
ちなみに、低体温とは35.5度ちかくの体温で、健康的な免疫力が高い状態の体温は36.5~37度といわれています。
日ごろの体温チェックも大切ですね。