今年も残り半月となりました。早いですね~
クリスマスや忘新年会など、お酒を飲む機会が増えるのではないでしょうか?
酒は百薬の長ともいわれ、適量であれば血行をよくし、ストレス解消のためにも役立ちます。軽いカゼくらいなら、卵酒でからだを温めるだけで、翌朝はスッキリ!ということも。
しかし、体調不良で薬を服用している日や、持病で日ごろから薬を利用している人は気をつけましょう。
お酒と薬をいっしょに飲むと、吸収がよくなり過ぎるために薬が効きすぎたり、副作用が高まることで、思いがけない症状が出ることがあります。
たとえば、精神安定剤や睡眠薬といっしょにお酒を飲むと、意識がなくなったり、血圧が下がりすぎて、呼吸が止まってしまう状態になる危険もあるそうです。
また、薬が効きすぎることで、胃や肝臓に負担がかかり、肝機能障害を起こす心配も…
ちなみに栄養ドリンクも、薬との併用はよくありません。
栄養ドリンクに含まれるカフェインの影響が強く出すぎるために、カフェインの作用である脳を刺激して興奮させる、また心臓の収縮力を強めるという作用が強くなり、からだや精神にも影響がでる場合があるとのこと。
特に、ぜんそくの薬はカフェインに似た作用があるので、相乗効果によりイライラや動悸がひどくなる場合がみられるそうです。
年末年始は、胃腸薬のお世話になっている方も多いかもしれませんが、これも栄養ドリンクのカフェインが、胃酸の分泌を促進して、胃腸薬の作用と相殺するために効果がでにくくなります。
薬は利用しないに越したことはありませんが、使用前には必ず注意書きを確認したり、わからないことがあれば医師や薬剤師さんにたずねるようにしましょう。