「梅雨になると、なんとなく体がだるい…」ということはありませんか?
この時期は、湿気で肌もジメジメ、どんよりした鉛色の空が、さらに気分を沈みがちにさせます…
これは、気分の問題だけでなく低気圧が影響しているといわれます。
大気が低気圧の状態のときには、空気は軽く雲ができやすくなるため、悪天候に。
この軽い空気には酸素が少ないので、体はゆったりとした体調になります。
また、副交感神経が働くことで、消化管の働きは高まり、新陳代謝が悪くなることで、太りやすくなることも。
反対に、真夏のような高気圧の状態は、空気が濃くて重たく、含まれる酸素も多いので、体が酸素をたくさん吸うことができるため体調が活発になり、さらに交感神経が働くことで、元気の良さを感じるのです。
なので、低気圧で体調がすぐれないときには、すっぱい物やしょうが、唐辛子を食べて交感神経を刺激することで、体温が高まり元気を取り戻すことができるといわれます。
これからの季節は、料理に梅干しやしょうがなどの薬味をつかって、体調を整えてる工夫をしてくださいね。