脳の疾患、パーキンソン病とは?

3月になりました。本格的な春も、もうすぐですね。

日の出も早くなり、早朝ウォーキングにいい季節です。
先日ブログにも書きましたが、歩くことは認知症の予防にもよいとのこと。目安は週に3時間程度だそうです。

ところで、認知症などの脳の病気といえば、アルツハイマー以外にも難病に指定されている「パーキンソン病」がよく知られています。

この病気は、脳の神経細胞が変性、減少して起こるといわれ、次のような症状がみられるようです。

■ 手や足が震える
1秒間に5回前後の震えがあるが、寝ているときや体を動かしているときは治まる。

■ 筋肉がこわばる
よくあらわれる症状で、関節などの動きが悪くなったり、曲げ伸ばしが困難になる。

■ 姿勢を保つことができない
背中を丸めて、前かがみで歩く特徴があり、止まることや曲がることが困難になる。

パーキンソン病は、40歳代以降の中年で発症することが多く、10万人に100~150人の割合だそうです。高齢になるほど発症率は高くなるとのこと。

ずいぶん前ですが、元ボクサーのモハメド・アリが、パーキンソン病になったときの映像がテレビで流れてました。体の震えがひどかったのを覚えています…

他有名人では、映画バック・トゥ・ザ・フューチャーで主演した、マイケル・J・フォックスもよく知られていますね。

パーキンソン病は、ドーパミンが不足することが一因だともいわれ、治療法としては、ドーパミン投与などの薬物治療が一般的のようです。

ちなみにドーパミンという物質は、「趣味など何かに夢中になっているとき」や「喜んでいるとき」「感動したとき」などに、大量に出るといわれますから、趣味やスポーツを楽しんだり、新しいことを始めて、脳に刺激を与えることも予防によいかもしれません。
また、指先を動かすことは、脳を活性化させるのに必要なことですから、年配の方は、日記をつけたり、絵画や手芸などをされてはいかがでしょうか。

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