桜の開花宣言が各地で始まったようです。そろそろ本格的な春の到来。
花粉や大気汚染の心配はありますが、天気が良い日は外に出て体を動かしてみませんか。
体を動かすことは、筋肉や骨の健康のためにも大切。
人間の体には、約200個の骨と、それらをつなぐ約400種類の筋肉があります。そのような骨と筋肉が組み合わさって、全身のバランスを取っているのです。
しかし、悪い姿勢で生活を続けていると、筋肉の付き方が左右不均衡になったり、骨格にゆがみが出ることで、健康に悪影響が出ることに。
体がゆがみやすい生活習慣とは、次のようなことです。
■ 足を組むクセがある
■ バッグをかける肩が決まっている
■ 床で横座りをすることが多い
■ 寝そべって、ひじ枕でテレビを見ることが多い
■ 食事中は、片方の歯だけで噛んでいることが多い
■ 机の高さが低いため、前かがみで仕事をしている
■ イスに浅く腰かけ、背もたれに寄りかかるクセがある
■ パソコンが机の片側にある
■ ゴルフやテニスなど体をひねるスポーツをしている
■ 電話をするとき、頭と肩で受話器を挟んでいる
■ 運動することがほとんどない
いかがでしょうか。思い当たることはありませんか?
ちなみに、体のゆがみが原因で起こる代表的な症状とは…
・イライラや集中力の低下
・肌荒れ
・息苦しさ
・冷え性
・便秘・下痢
・慢性疲労
・免疫力の低下
・頭痛
・目の疲れや視力の低下
・肩こりや五十肩
・腰痛
・生理痛
・膝の痛み
・むくみやだるさ
このような症状が続く方は、体のゆがみが原因かもしれません。
筋肉や骨が弱くなると、姿勢が崩れやすくなります。日頃から、軽い運動で硬くなった筋肉をほぐしたり、良質のたんぱく質や、カルシウムなどをバランスよく取るように心がけましょう。